カジノで効率的に勝つために知っておくべき主催者の取り分

カジノでは、ゲームに参加したプレイヤーが賭け金を投入することによって、それに応じた配当金を貰えます。
もちろん、ゲームで勝つ必要はありますが勝てた場合にはオッズに応じたお金を貰うことができますので、うまくいけば短期間で大きなお金を手にすることも夢ではありません。
しかし、カジノでは誤解をしてはならないことが1つあります。
それは、完全な運要素だけで成り立っているギャンブルではないという点です。
一般的に、カジノで参加できるゲームには確かに運要素が必要なものも存在します。
例えば、ルーレットです。
ルーレットは、ディーラーが放り投げた球がどの数字に入るのかを予想するものです。
期待値や投資法を用いればある程度の勝率を確保することはできますが、どの位置に球が入るのかなどは予想することができないので、初めて参加するプレイヤーにとっては運要素が大きく勝負を左右します。
しかし、通常はこういった運要素もギャンブルの醍醐味として認識されるため、深く考える人はそれほど多くはありません。
こういった間違った認識を共有することによって、どんどんカジノで勝てなくなってしまいます。
ゲームでお金を投資して大きく勝ちたいと考えている場合には、まずこの運要素をできる限り排除しなくてはいけません。
では、簡単な運要素を排除する方法とは何なのでしょうか。
それが、ハウスエッジについて理解することです。
主催者は、無料でゲームを提供しているわけではありません。
実は、ゲームに参加しているプレイヤーから一定の料金を徴収して、そのお金から運営を継続しています。
この見えない手数料のようなものは全てのゲームに対してあらかじめ設定されていて、プレイに参加した当初から天引きされている状態にあります。
例えば、1万円のお金を投入して2万円のお金が返ってきたとしても、このオッズの倍率は実質的に2倍ちょうどではないわけです。
最初から天引きされている分のお金が必ず存在しますので、その分だけは必ず負けていることになります。
ここで重要なのが、カジノで利用されるハウスエッジはゲームの種類で大きく異なるという点です。
ハウスエッジは、日本語では控除率と呼ばれているものです。
日本で控除率が存在するギャンブルとしては、パチンコや競馬が存在します。
では、これらの控除率は一体どの程度に設定されているのでしょうか。
実は、20%から25%程度は存在します。
つまり、パチンコや競馬で勝負に勝ったとしてもそこで返ってくる利益は実は全体の75%から80%しか存在しないことがわかります。
控除率が存在するゲームでは、将来的にそのパーセンテージ分だけ負けてしまうため、同じような参加方法をしていると勝てなくなる可能性が高くなります。
カジノの場合も同様でゲーム内で設定されている控除率、つまりハウスエッジが低いものを選択しないと勝てる見込みがどんどん小さくなってしまうのです。
具体的な例でみていくと、例えばポーカーにも様々な種類が存在しますが、同じポーカーであってもハウスエッジの幅は実に5%程度も存在することがあります。
1%から2%程度しか手数料がとられないものも存在すれば、4%から5%程度の手数料が必要になることもあるわけです。
このわずか数%の差は、配当に大きな違いを与えます。
そもそも、賭け金が大きくなるとそれだけハウスエッジの負担も大きくなりますので、少額でしか勝つことが難しくなります。
合計で100万円のお金を投資した場合、ゲームで勝てたとしても1%と5%では実に4万円もの利益の差が生まれます。
こういった主催者側の取り分の違いを理解すれば、より効率的に勝率を向上させることができるようになります。